2020年、私達夫婦は山形村に越してきて7年目になりました。

6年間住んでみて以前居た小谷村の集落と比べ雪も少なく、

生活に必要なものは車で数分圏内で手に入り、とても便利で暮らし

が楽に感じました。ただその反面、小谷村では見ることのなかった

農家さんや、住民の方、それどころか役場の職員さんまでもが、

当たり前のように除草剤を使っている光景に心が苦しくなっていました。

世界のニュースを聞くと、除草剤が子どもの健康や脳の発達、と地球環境に

どのような影響があるか明らかになっています。山形村では学校への通学路や、

保育園の周辺、公園、図書館など子ども達が頻繁に利用する場所で農薬や

除草剤が使われています。これは、ドイツ人の主人から見ると特に信じられ

ない光景のようでした。もし同じ事がドイツで行われていたら、どれだけの

苦情がくることでしょう。大規模農家さんが簡単に栽培方法を変えられない

のは少し理解ができますが、家庭菜園の畑や小学校、公共の施設では除草剤

を使わない方法はいくらでもあるのではと思います。

 私たち夫婦はそんな想いで、声を上げることにしました。

役場の職員の方数名と副村長さんと何度もお話をした結果、前向きに意見を

受け入れて下さり、公共施設では薬を使わずに役場職員で手分けをして除草を

していく、村の広報誌で農薬・除草剤の使用について住民に注意喚起するなど、

幾つかの対策を考え継続して行って頂けることになりました。

 ドイツや西欧の国と比べると、日本は子どもに優しい国とはとても言えません。

若い世代で死因の第1位が自殺となっているのは先進国の中で日本だけです。親に

なった私達が世界で起きている地球の現状から目を背けず、7世代先の子ども達も

心身ともに健康に生きれるよう立ち上がれたらと思います。

 ちょっぴり真面目なお話になりましたが、私たち夫婦は2021年も微力ながら

活動をしてゆきます。共感して下さる方がいましたら、ぜひお声がけください。